概要
Flocon は 2 種類のアップローダー機能を使うことができます。1 つ目は Firebase Storage 版アップローダー、2 つ目を API サーバー内蔵アップローダーと呼ぶことにします。
両方とも有効化もしくは無効化させることも、片方だけを有効化させることもできます。
HerokuにAPIサーバーを設置する場合は、現時点では内蔵アップローダーは実質的に使用不可能です。有効化することはできますが、一定時間経つとアップローダーのファイルが自動的に削除されるため実用的ではありません。
比較
端的にまとめると、Firebase 版アップローダーはシンプル、 API サーバー内蔵アップローダーは多機能です。
要素 | Firebase Storage 版アップローダー | API サーバー内蔵アップローダー |
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費用 | 無料枠の範囲であれば無料1 | API サーバーの設置方法によるが基本的に無料 |
ファイルが保存される場所 | Firebase Storage サービス | API サーバーのストレージ |
API サーバーへの負荷 | なし | あり |
API サーバーの安全性 | 高い | Firebase Storage 版アップローダーと比べてリスクあり |
データベースがリセットされた際にファイルは保持される? | はい | いいえ2 |
エントリーパスワードを入力していないユーザーによるアップロードを自動的に禁止 | 禁止されない | 禁止される |
画像のサムネイルを自動生成 | 生成されない | 生成される |
エントリーしたユーザー全員が閲覧可能なモードでアップロード | できない | できる |
Footnotes
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詳細はFirebase の料金を 参照してください。 ↩
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ファイル自体は API サーバーに残りますが、クライアントでファイルの一覧に表示させたりダウンロードすることはできなくなります。 ↩